今朝の読書タイムは,「えぞかばきぃ」の方々の第2回目の読み聞かせでした
今日は,Uさんが,読み聞かせではなく,Uさん自身の心に深く残っているお話を2つ紹介してくださいました。子供たちに分かりやすいようにと,わざわざ原稿まで準備してきてくださいました
お話は「いのちをいただく」ということ。
1つ目は,九州大学大学院准教授の先生が書かれた本の中のお話です。ごはんを食べる時,なぜ「いただきます」「ごちそうさま」を言うのでしょう・・。その意味は,「作ってくれた人の命をいただく」ということ。命とは時間です。
お母さんが30分かけて朝ごはんを作ったとします。その朝ごはんには,お母さんの30分ぶんの命が込められています。その朝ごはんを残すということは,お母さんの命を粗末にするということです。
食べ物を作ってくれた人に感謝の気持ちを忘れないようにしましょう
2つ目は,内田産婦人科医院の先生が書かれた絵本の元になったお話です。
どんな生き物でも,自分の命の限り精一杯生き続けたい,そう願って生きていると思います。でも,私たち動物は,そんな生き物の「いのち」を食べることによって命をつないでいます。
そして,その生き物たちの「いのち」が私たちの口に入るまでには,いろんな方々の複雑な思いがあるということも知らなければなりません
食べ物をいただく時,そこに尊い命があったことを忘れずに,その命を敬い,感謝の言葉をかけてあげられる人になりましょう。
たくさんの生き物たちから命のバトンを託されたあなたの命をいっぱいに輝かせること,みんなの分まで,命いっぱいに輝きましょうという素敵なお話でした。
子供たちは,「感謝の気持ちを忘れずに,美味しい,ありがとうと思いながら,嫌いなものも食べるようにします」などの感想を発表をしてくれました。
Uさん,朝のお忙しい時間に素敵なお話をありがとうございました。
今日の給食から「ありがとうございます。いただきます。」「ありがとうございました。ごちそうさまでした
。」のあいさつに変更しました・・・
今日は全校朝会がありました。
校長先生と朝のあいさつをしたあと,今月の詩を音読します。
今月の季節の詩は「ごかい」と「ほたる」です。
もう覚えていて,黒板に貼ってある詩をみなくても音読できる子もいます
先生のお話はS先生のお話でした。
生たまごを使った実験のお話です。生たまごを割って容器に入れて,それぞれのたまごに言葉をかけます。『きらい』『面倒くさい
』のような悪い言葉を聞かされたタマゴは3日で黄身が割れてしまい,『最高
』『ありがとう
』のような,うれしい言葉を聞かされたタマゴは1週間たってもそのままだったそうです!
また,陸上をされていたS先生,練習が大変でつらかった時も『もう動けない』『疲れた
』とは言わずに『よし!いける
』と口に出して練習していたそうです。すると体は疲れていてもちゃんと体は動くのだそうです。そして,成績も上がったそうです
言葉には力があります。悪いことを言えば,悪いことが起こる。良いことを言えば良いことが起こる。悪い言葉も良い言葉も一番近くで聞いて,影響されるのは自分です。せっかくなら良いことが起こるほうがいいですね。
なにか難しいことや無理だなあと思うことがあっても『無理だ』『できないよ
』と悪い方向に考えるのではなく,『これはチャンスだ
』『できる!がんばろう
』と思って取り組めば,うまくいきます!いろいろな方法も見つかります!
どんな時にどんな言葉を使えば良いのか,どんな言葉で学校生活が楽しくなるか,考えて,みんなが楽しい学校生活を送ることができたら嬉しいです