6/26 いのちをいただく
今朝の読書タイムは,「えぞかばきぃ」の方々の第2回目の読み聞かせでした
今日は,Uさんが,読み聞かせではなく,Uさん自身の心に深く残っているお話を2つ紹介してくださいました。子供たちに分かりやすいようにと,わざわざ原稿まで準備してきてくださいました
お話は「いのちをいただく」ということ。
1つ目は,九州大学大学院准教授の先生が書かれた本の中のお話です。ごはんを食べる時,なぜ「いただきます」「ごちそうさま」を言うのでしょう・・。その意味は,「作ってくれた人の命をいただく」ということ。命とは時間です。
お母さんが30分かけて朝ごはんを作ったとします。その朝ごはんには,お母さんの30分ぶんの命が込められています。その朝ごはんを残すということは,お母さんの命を粗末にするということです。
食べ物を作ってくれた人に感謝の気持ちを忘れないようにしましょう
2つ目は,内田産婦人科医院の先生が書かれた絵本の元になったお話です。
どんな生き物でも,自分の命の限り精一杯生き続けたい,そう願って生きていると思います。でも,私たち動物は,そんな生き物の「いのち」を食べることによって命をつないでいます。
そして,その生き物たちの「いのち」が私たちの口に入るまでには,いろんな方々の複雑な思いがあるということも知らなければなりません
食べ物をいただく時,そこに尊い命があったことを忘れずに,その命を敬い,感謝の言葉をかけてあげられる人になりましょう。
たくさんの生き物たちから命のバトンを託されたあなたの命をいっぱいに輝かせること,みんなの分まで,命いっぱいに輝きましょうという素敵なお話でした。
子供たちは,「感謝の気持ちを忘れずに,美味しい,ありがとうと思いながら,嫌いなものも食べるようにします」などの感想を発表をしてくれました。
Uさん,朝のお忙しい時間に素敵なお話をありがとうございました。
今日の給食から「ありがとうございます。いただきます。」「ありがとうございました。ごちそうさまでした
。」のあいさつに変更しました・・・
コメントありがとうございました。
3年目を迎えた読書活動ボランティア「えぞかばきい」は、
子供の健康と幸せを願うお母さんたちの思いに支えられています。
グループ名は種子島方言で、「えぞか」は「感心な」、「ばきい」は「妻・奥さん」というような意味があります。
これからも親としての立場から、読書活動をとおして大切なことを教えてくださることでしょう。
これからも応援をお願いします!
投稿: 管理人09 | 2017年6月29日 (木) 09:47
素晴らしい お話ですね。
こちらまで涙しました。
母のご飯 当たり前の様に食べたり
普通に魚や肉なども食してましたが
全てに感謝ですね。
私も勉強になりました。
ありがとうございます!
投稿: | 2017年6月28日 (水) 17:42